「すんき」ってどんなお漬物?
すんきは信州(長野県)木曽地方伝統のお漬物です。
最大の特徴は「塩」を全く使わず、複数の乳酸菌を作用させ漬け込まれるお漬物だと言う点です。
乳酸菌が作り出す独特の酸味はシンプルな味わいを醸し出し、木曽の人達はそのまま食べるだけではなく、
さまざまなお料理の具材(たとえばお味噌汁の具、お蕎麦と一緒に食べる具材等)としても使っています。
すんきは昔、塩の確保が困難だった山間地の木曽地方だからこそ生まれた貴重な保存食だったお漬物です。
それが今でも木曽地方では郷土の味として守られています。
昨今、減塩が注目されていますが、すんきはそれにもってこいの減塩食品です。